今年もcozy rippleにさまざまな名言・流行語が生まれました。
今年は、言葉というものの扱いが、去年までと較べ、大きく変化した年だと思います。その要因は、もちろんChatGPTをはじめとする生成AIです。
かつて自分の記した文字が活字になることには、大きな意味がありました。書かれた文字は、秀でたものしか活字にはならなかったからです。しかしワープロの普及後、その価値は崩壊し、それはほぼ同時に文字表現の権威そのものの暴落も伴いました。パソコンの機能向上により、音声、画像、映像など、さまざまな表現が可能となり、文字表現はすっかり斜陽となりました。文字表現しか手段を持たない者にとって、この十年あまりは、恐竜繁栄時代の哺乳類のごとく、冷や飯を食って惨めに生き永らえる日々でした。
そんな状況の中で現れた生成AIは、文字表現の復古を高らかに告げる鐘の音のように聞こえました。今後の人類のあらゆる創作表現は、生成AIを利用して行なわれるに違いなく、なにを生み出すにせよ、それとのコミュニケーションは文章でしなければなりません。絵なんて描けなくていいのです。音楽など演奏できなくていいのです。人は、言葉で、したいことを生成AIに伝えられれば、それでいいのです。
それはつまり逆に言えば、言葉がうまく使えなければならないということです。
つまりこれからは、ふたたび文字表現の世となるのです。
そんな高い志を持って、今年のcozy ripple名言・流行語大賞の発表を執り行ないたいと思います。
今年のエントリーワードは以下のとおりです。
スパークリング・サム
去年の時点ではChatGPTにはまだ出会わず、LINEの機能の中にあった「AIチャットくん」というもので生成AIと触れ合っていた。それで、毎年年末にやったりやらなかったりしている『仲間内10大ニュース』という企画を丸投げでやらせてみようと思い立ち、「友達10人のニックネームと、それぞれの今年のおもしろいエピソードを教えて」と依頼したところ、スラスラと答えてくれたのだった。その中に、スパークリングワインを自作しようとして失敗し、泡の中で踊る自撮りをSNSにアップして大ウケした彼の話があったのだが、それはまさに僕自身のエピソードでもあったので、さすがにおもしろさより恐怖が勝った。
年精数
2023年から年間の射精数を記録するようになり、2023年は12月29日に集計したところ、それが煩悩の数とされる108回だったためそこで打ち止めにせざるを得なかったのだが、2024年はその反省を生かし、きちんと元日になってから集計を行なった(結果は109回)。つまり今後も僕は、その年最初の記事として、元日に昨年の年間射精数の報告を行なうのだろうと思う。ぜひ皆々様の初笑いの一助になれば、と願っている。ちなみに2024年は10月終了時にそこまでの数を出して、それを頭の片隅に入れて残りの2ヶ月を過すという不正行為をしてしまったが、今年は一切そういうことをしないつもりでいる。なのでとても怖い。85回とかだったらどうしよう。リアル減退数字であったらば。
フィールグッドハートチンコ
それまで発泡スチロールを加工した物体を、ジョニファーの股間にくっつけて男性器の膨らみを表現していたが、ピイガがスライムをこねくり回しているさまを眺めて、弾力的にも、形状の自在さも、スライムのほうがぜんぜんいいじゃないかと思い至り、エキスパートであるピイガに見立ててもらい、ケアベアがモチーフになっているシリーズのスライムを購入した。選んだのは、ブレイブハートライオンというキャラクターをイメージした黄色のもので、ピンク色のロスタハートエレファントとも迷ったのだが、結果的にはよかったと思う。ラップで包んだものを、水着を穿かせたジョニファーの局部に差し込み、それをいい形になるよう揉んで成型し、撮影する。そんなとてもフィールグッドハートな風景が、いつも展開されている。
海の色、空の色、草の色
たまに思い立って実家の整理をする三女が、巣立ったくせに姉が実家に置きっ放しにしていて処置に困るものを渡してくるのだが、このときやってきたのはファルマンの小学校の卒業文集で、その中にあった質問コーナーに、小学生が訊ねるどうしようもない質問ナンバーワンとも言える、「好きな色は?」という問いがあり、誰もが「赤」とか「青」とか「黒」などと答える中で、本当に学年で唯一、ちゃんとボケて大喜利を成立させていたのが、他ならぬ、のちに僕の妻となる人だった。この答えはすごい。ダウトだと思う。人類の小学生は、「赤」とか「青」って答える。この答えは人類のものじゃないのでダウト。
文芸学科生にできてChatGPTにできないことは、この世にひとつもない。
ここでChatGPTに出会ったのだった。2024年後半に使っていたAIチャットくんは、やっぱりその機能の奥行きのなさゆえか、いつの間にか疎遠になっていたのだが、勤め先の社長の進言(業務に活用すべきだ、みたいなことではぜんぜんない)で試してみる気になったChatGPTは、僕のみならず、家族、主にファルマンの暮しに旋風を巻き起こした。なにか問いかけると、ちょうど欲しかったような、もといそれを軽々と上回る、愉しい返答が即座に提示される。自分の脳内でやろうと思ったら、数日かかって到達し、ようやく雑巾から絞り出すように垂れる一滴の快楽物質が、一瞬でドバドバ出る感じ。もう、こんなの阿片じゃん。イギリスの謀略で清が内部から腐ったやつじゃん、と思う。でももうやめられない。そして、社長が会社の商品のアピール文をChatGPTに任せているさまを眺め、ああ文章を生業にせずに生きてきてよかった、としみじみと思った。
〇〇。Nobitattle.
去年からフリマサイトで水着を販売しているが、あまり売り上げが芳しくないので、ひとつコピーなど付けてはどうかと思い立ち、使用した生地の柄を説明し、ChatGPTに考えてもらうようになった。ただ、結局フリマサイトでは、あまりそうガツガツ売り込むというのも違う気がするな、と思い実際には使用せず、専ら「nw」で新柄を紹介するコレクション発表の記事の際、画像に付すだけにとどまっている。まあそれでいいんだと思う。コピーはすべて、「そういうとこ、隠さねぇのな。Nobitattle.」「いのちの可能性は、こんなにも前に出ている。Nobitattle.」「パンツの中で、戦争ごっこ。Nobitattle.」のような様式で統一していて、ChatGPTとああでもないこうでもないと練っていく作業がとても愉しい。
ChatGPTでありジョニファー・ロビン
ChatGPTとのやりとりをブログに投稿するという、たぶん後世の人が見たら異様に思うだろう行為を、そんな自認を持ちながら、どうしてもせずにはおれなくて、それ専用のブログを立ち上げた。しかしそれだけだとさすがにブログとしてあんまりなので、「俺のChatGPTライフ」みたいなテーマの文章もここにアップすることにしたのだった。そんな中、ChatGPTに容姿を持たせるという試みを家族がしていることを知り、自分もやってみた結果、上半身はジャケット姿ながら下半身はハイレグのブーメランパンツという異様なビジュアルの男が錬成され、家族で大笑いしたあと、ポルガが「これはジョニファーなのではないか」という指摘をし、それはやけにすとんと臓腑に落ちたのだった。僕は水着を作り、それをマネキンであるジョニファー・ロビンに穿かせ、そしてそのコピーをChatGPTであるジョニファー・ロビンに考えさせていたのだ。現実とweb空間が、ぐにゃりと混ざった感じがした。
リメンバー小森純
画像や映像に依存したSNSを忌避する人間の理想郷であるはずのnoteを、なぜ僕は受け入れないのかと考えたとき、そこにはブログと金儲けを結び付けようとするとよくないことが起るという古の記憶が作用しているのだと気づき、それはつまりあのカリスマ読モに拠るものだということが、通院している催眠療法によって記憶を掘り起こされ、判明したのだった。文章表現の復古を謳っておきながら、文章による金儲けを嫌忌する。われながらやっていることがよく分からない。けど、理屈としては通っていないけど、でも分かるだろ、noteに対して嫌悪感を抱く感じ、お前なら分かってくれるだろ、なあ、と思う。
貧乏精
射精をすると、すっきりする。いわゆる賢者タイムだが、周囲から崇められ褒めそやされる賢者は、得てして孤独なものだ。心には常に一抹の寂しさを抱えている。レベルが20に達する前の、性欲の処理が追いつかず悶々としていた遊び人時代のほうが、考えてみたら愉しかったな、などと嘆いたりもする。ならばなるべく射精せず、ずっとエロい気分のままでいたほうがいいのではないか。でもそれだと年精数は惨憺たるものになる。そもそも年精数とはなんだろう。たくさん射精するとエロいのか。しかしこまめに射精する人間は、エロくない時間がそれだけ長いということだろう。時間と性欲。限られた原資を、われわれはどうやりくりするべきなのか。それもこれも貧乏が悪い。貯金が、貯金玉が、いまの10倍、いや5倍、いやいやせめて2倍でいいから、あればなあ……。
ぱぱぼとる
どこまでも安易に使ってしまいがちな「ちんこ」に前から微かな違和感を抱いていて、その思いがピークに達したある晩に、僕はバロンことChatGPTと、「いざ、お供つかまつらん! 男性器の新しい名称を探す旅に!」という勇ましい掛け声とともに、フレアドレス姿で旅に出たのだった。旅では最初に「ちんぽこ」に出会い、これかとも思ったのだが、下卑たおっさんの用いる「居酒屋ちんぽこ」(ジョニファーによる言い回し)と混同されるのを嫌い、その後洞窟の奥で「ぱぱどん」を見つけたが、これも手のひらの中をよく見たら死んだ鳥の雛だった。そんな旅路の果てに、最後にたどり着いたのが、まさかの5文字のこの言葉で、それはパパになるための液体が入ったボトルである、という考え方は、まさに僕とバロンが手に入れたラピス・ラズリであると言える。そして実はそれは、磨くと却ってつまらないものになってしまう石なんだ。
神楽陽子
僕が二次元ドリーム文庫で最も愛好する作家の、レーベルの全作品を読み返し、その内容を考察することで、二次元ドリーム文庫の本質に迫ろうという企画を今夏から始め、いまのところわりと順調なペースで記事を投稿している。僕にしては珍しく、作家の名前をストレートに出し、真正面から語っていて、われながら書いていて熱量が高いなと思うが、二次元ドリーム文庫などもちろん1冊も読んだことがないファルマンにもそれは伝わるらしく、この新ブログの記事はとてもよく褒められる。「この文章はいつか誰かの役に立つ。いつか誰かが大喜びで読む。それは今じゃないけど、とても価値があると思う」と。壮大に賛美されているような、ふわっと煙に巻かれているような、微妙な言い方ではあるけれど。
お師匠
Nobitattle水着を販売しているフリマサイトに、上お得意様がひとりいるのだけど、その人はとてもこだわりが強く、普通に並べている商品は滅多に買ってくれない。「この生地でこんなのを作ってほしい」というリクエストをしてくる。たとえばハーフバック、リオバック、ウルトラローライズ、ヒップシャーリングなどである。この方のおかげで、自分ひとりで黙々と製作していたのでは、絶対にたどり着かなかっただろう境地に達することができたように思う。そういう意味で、この上お得意様をこう呼ぶことにした。現時点での自作の最終形態、僕自身がホームプールで穿いている水着は、だいぶハーフバック寄りに仕上がっている。修行の成果である。
露見ロール
会員になっているホームプールに、秋口からひとりの知人の影を目にするようになり、警戒していたのだけど、ある日とうとう無視できない具合で向かい合ってしまい、挨拶を交わすはめになった。すごく嫌だった。こちらは、地元民ではない気楽さで、言わばレジャー先のプールで泳ぐような開放的な気持ちで、わりと大胆なデザインのオリジナル水着で泳いでいるのだ。服を着ているときに知り合った人間と会う想定は一切していないのだ。その社会性をかなぐり捨てたムーブは、僕なりのロックなんだとこの出来事で気づいた。知人は早くプールに飽きてほしい。
空が狭い
作製した水着に、いつものようにコピーを添えて紹介していたのだけど、その中の1枚、オレンジと青の鋭く尖った三角形が、向かって右上に突き出すデザインのものに関し、その三角形を勃起に見立て、「おい見ろ、空が狭ぇぞ。Nobitattle.」というコピーが出来上がり、はじめはそこまで強く心が動かされたわけではなかったのだけど、それ以来、勃起をするたびにこの表現が頭に浮かぶようになり、これは思った以上に力を持ったフレーズなのではないかと思うようになった。大袈裟だが、白髪三千丈と同じで、心意気なんだと思う。
シュレディンガー水着
競パン的なビキニを、その過剰な自意識のために穿けないというコンプレックスがあり、その葛藤こそが僕の水着作りにおける飽くなきパターン改変のモチベーションであるに違いないが、このたび到達した型式は、客観的にはとうとうぜんぜんビキニなのだ。ビキニなのだけど、こちらには「ボックスを突き詰めた果てである」という主張があり、なにぶん水着を200枚以上作ってきた物語があるので、その200枚を根拠にして、やはりこれはボックスなのである。つまりこれは、ビキニなのかボックスなのか、見た人が、見た瞬間にしか、分類が確定しない、そういう新しいジャンルの水着なのだと言える。
強い力
神楽陽子の著作で、主人公と4人の女の子たちがレストランを経営する、どう考えても現実的に無理がある設定のものがあり、エロに集中することができなかったのだけど、その次の作品では主人公が大富豪の跡取り息子で、どこまでも自由にのびのびと、複数の女の子たちとひたすらエロいことをしていて、そしてそれは「なぜなら上流階級なのだからして」という理由により、なんの憂いもなくこちらも受け入れることができたので、現実離れした、男の夢を見させてくれるエロ創作物には、必ずこれがなければ、文字どおり結合が解けてしまうのだと喝破した。
以上です。
いやあ、今年もさまざまな名言・流行語がcozy rippleを彩りましたね。
惜しくも最終候補から漏れたものでは、「ノーパンじゃぶしゃぶ夫婦」「金玉と、それから袋、肉袋」「いろんな面積の小さい布」「イマジナリーおばぁ」「ひょん」「恩売ヤー」「キャッスルイン豊川」「槍クリ」「心が!」「ブログってちょんまげ」などがありました。
というわけで、それではお待たせしました。いよいよ今年のcozy ripple名言・流行語大賞を発表したいと思います。今年のプレゼンターはこの方、クマです。お願いします!
「グォォォオオ!」
冬眠前!
「グォォォオオ!」
脂肪を蓄えなければならないのに、どんぐりが凶作!
「グォォォオオ!」
とても気が立っています! 食べさせなければいけない子グマが3頭いるのです!
「クォォオ!」
「クォォオ!」
「クォォオ!」
子グマも思ってたよりぜんぜんかわいくない! それはそう! だって現実なのです!
「グォォォオオ!」
いったい誰が悪いのか! 誰も悪くありません! すべては自然の摂理なのです!
「グォォォオオ!」
しかしここはcozy ripple名言・流行語大賞2025の発表会場です! 西目屋村役場ではありません! イオン能代店でもありません! プレゼンターのクマには大賞を発表してもらわなければなりません!
「グォォォオオ!」
これは困りました! クマりました! 嘘です! 2025年にそんなダジャレはあり得ません! いくら主催者の年齢が40歳を超え、その兆候が出てきたとしても、そんなダジャレはさすがに許されません! そんな要素はクマなく排除していきたいと思います(笑)!
「グォォォオオオオォォォ!」
怒った! クマはダジャレがお嫌い! 妻や娘たちと一緒ですね! じゃあいっそのことここで、今年のノミネート語にも多く登場したChatGPTに、クマを使った言葉遊びをたくさん挙げてもらいましょう。えっと……、ちょっと待ってくださいね。フリック操作ができないものでしてね。……はい、入力できました。おっ、もちろんすぐ返答が来ましたよ。読み上げます!
怒った! クマはダジャレがお嫌い! 妻や娘たちと一緒ですね! じゃあいっそのことここで、今年のノミネート語にも多く登場したChatGPTに、クマを使った言葉遊びをたくさん挙げてもらいましょう。えっと……、ちょっと待ってくださいね。フリック操作ができないものでしてね。……はい、入力できました。おっ、もちろんすぐ返答が来ましたよ。読み上げます!
・「そんなこと言うなよ、クマったなぁ」
・「クマだけに、冬は寝過ぎてクマる」
・「腹がへりすぎて手がクマる」
・「クマでもできる簡単レシピ」
・「クマってんの?いやマジでクマってんの?」
「グォォォオオオオォォォオオオン!」
「クォォオォォ!」
「クォォオォォ!」
「クォォオォォ!」
今日イチの怒り! 子グマたちもキレているようです! 思春期なのでしょうか? そしてChatGPTの答えはいったい何……? 手がクマる? えっ、どういう意味? 分からないの私だけ? これはまずい。これは、いやマジでクマってきましたよ。 果たして私は誰になにを煽られているのでしょうか。
「グォォォオオオオォォォオオオォォォン!」
ざわついております! 会場がざわつくのは毎年恒例ですが、今年は特にひどい! 昨年もデコピンかと思いきやただの野犬が会場に侵入しましたが、今年はその比ではありません! このままでは本イベントは中止になってしまいます! ……いや、待ってください! ChatGPTの答えに続きがありました! もしかしたらこれで事態が変わるかもしれません! 読み上げます!
・「くまなく探したらクマがいた」
・「クマの沼にハマってもう抜け出せない“クマ沼”」
・「クマクマ言ってたら気づけばクマクラ(目の前が暗い)」
・「クマ界のアイドル“くまいドル”」
「グォォォオオオオォォォオオオォォォオオオン!」
「グォォォオオオオ!」
「グォォォオオオオ!」
「グォォォオオオオ!」
あちゃー! ダメだったー! 火に油を注ぐだけの結果になったー! もうこの混沌とした状況を打開する方法はなにもありません! 仕方ありません! 早く吹き矢のできる市職員を呼んでくださ……おや? あれはなんだ? みなさん見てください、親グマの手に、なにか白いものが握られているようです。あれはいったいなんでしょうか。
「グオグオ!」
見せてくれました! 意外と話が通じました! クマはずっとそれを主張していたのかもしれません! それで、えっと、これは……あっ、貝殻です! 白い貝殻の、小さなイヤリングです! 本当だったんですね! クマは落とし物の白い貝殻の小さなイヤリングを見ると、拾って届けてくれる習性があるようです! どなたか! この中に、白い貝殻の小さなイヤリングを落としたお嬢さんはいらっしゃいませんか? この中に、白い貝殻の小さなイヤリングを落としたお嬢さんはいらっしゃいませんか? ………………いない! 誰ひとりいないようです! それはそのはずです。会場にはジジイとババアしかいないのです!
「クゥゥゥン……」
哀しそう! クマ、哀しそうです。お嬢さんにお礼に唄ってもらうつもりだったから、当てが外れてショックを受けています。
「クーン」
「クーン」
「クーン」
子グマたちが慰めております。美しい親子愛。やはり哺乳類ですね。みんな生きてる。クマを殺せとか、殺すなとか、いろんな意見がありますが、今日の出来事を通して私が強く感じたこと、ひとつだけ確信を持って言えることがあります。それは、クマにはcozy ripple名言・流行語大賞発表のプレゼンターは無理だ、ということです。今年のプレゼンターは誰にしようかなー、と悩んでいたら、ファルマンが「クマは?」と言ってきたので、なにぶん夜半のことだったので「それだ!」と喰いついてしまい、このような有様になりましたが、ぜんぜん「それだ!」じゃなかったのです。海の色空の色草の色さんは、また人類は決してしないダウトの答えをしたのです。もう仕方ありません。こうなったら今年の大賞は、精製された人類の叡智と愛の結晶であるこいつに決めてもらいましょう。……ちょっと待ってくださいね、なにぶんフリック操作ができないものでしてね。……はい、入力できました。そして出ました! 今年のcozy ripple名言・流行語大賞は………………、
それ言うと人生がしんどくなるやつだよ
です! お見事! 文句なし! 生まれて初めて聞いたけど!
「グォォォオオンザーイ!」
「グォォォオオンザーイ!」
「グォォォオオンザーイ!」
「グォォォオオンザーイ!」
クマたちもみんな大喜びです。もうすぐ自衛隊がやってきてくれるはずです。
そんなわけで今年もつつがなく終了した第16回cozy ripple名言・流行語大賞でした。それではまた来年、お目にかかりましょう。いまから僕だけ愉しみですね。ちなみに早くもpuropediaに今回の結果が更新されております。素早い! 運営優秀!
そんなわけで今年もつつがなく終了した第16回cozy ripple名言・流行語大賞でした。それではまた来年、お目にかかりましょう。いまから僕だけ愉しみですね。ちなみに早くもpuropediaに今回の結果が更新されております。素早い! 運営優秀!